車を所有するにあたっては、強制的に加入する保険と任意で加入する保険とがあります。
誰もが強制的に入ることになるのが自賠責保険で、主に車の所有者が車検の際に保険料を支払います。
一方、民間の保険会社が扱っている任意の自動車保険は、自分でどのように保険内容を作るかを考えて加入することができるのが特徴です。
両者の違いは事故を起こした場合に補償される対象と金額にあります。自賠責保険はけがをさせた相手を守るための保険で、補償金額に上限がある上に金額も少ないため大きな事故を起こしたドライバーの金銭的負担は重くなります。
比べて任意の自動車保険は、加入したばかりだと1年で10万円ほどもの掛け金が必要になることからためらう人が多いものの、対人対物無制限のプランであれば相手はもちろん、自分自身の怪我も含めてすべてを補償してくれます。
少なくとも金銭的負担から免れられるとあって、入っておくに越したことはありません。